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伯市立上入津小学校(金銭教育研究校)において
「金銭教育研究発表会」を開催しました(10月31日)

 

 平成19・20年度に「金銭教育研究校」を委嘱している佐伯市立上入津小学校で、2年間の活動の成果を発表する「金銭教育研究発表会」を開催しました。

  上入津小学校では、「自ら学び、自ら考え、自ら判断し行動しようとする子どもの育成〜お金やものの価値を知恵と心で判断し、よりよく問題を解決する学習を通して〜」を研究主題に、学校・家庭・地域が一体となった活動を続けてきました。

  当日は、1年生、4年生、6年生の公開授業のほか、これまでの研究活動の発表の後、参加者間でそれに対する質疑応答を行いました。

  (1年生の授業)
 1年生の公開授業では、「みんなあつまれわくわくおみせ」をテーマに授業が行われました。「上小まつり」を楽しむために、身近にある物を使って商品や遊びを工夫し、お店を作りました。模擬通貨を使い商品や遊びを選んでいくなかで、お客さんの立場になって気づいたことや工夫した方がよいことをみんなで考えました。
(4年生の授業)  

 4年生の授業では、「ハロウィンパーティを成功させよう〜上小エコエコ大作戦!〜」と題して、身近にあるもの、不要なもの、ごみになりそうなものを上手に使いながらハロウィンパーティの計画を立てました。また、参加者に“エコ度”を審査してもらうことで、身の回りにあるものについて見つめ直し、物を大切にする気持ちを養いました。

   

 6年生は、『映画制作プロジェクト〜「釣りバカ日誌19」佐伯ロケに学ぶ〜』をテーマに授業を行いました。今年佐伯市で「釣りバカ日誌19」の撮影が行われたことから、その制作にかかわった人達から話を聞き、仕事に対する思いや苦労を知ることで、仕事の意味や喜びについてみんなで考えました。そして、自分達でも映画を作ってみたいという思いがふくらみ、佐伯市役所「釣りバカ支援室」の成松さんのアドバイスを受けながら練習映画を制作し、授業の中で上映を行いました。

次のステップとして、卒業までに映画の本制作を目指し、地域への思いを込めたシナリオの作成や、費用の捻出のための資金集め(チケット販売)等に取り組んでいく予定です。

 
(6年生の授業) (「釣りバカ支援室」の成松さんにアドバイスを受ける)
   

 研究発表では、公開授業を行った各学年の教諭より、これまでの研究活動、成果および今後の課題などが説明されました。これに対し、参加した近隣の学校の先生からは、「どのような目標を持って研究活動を行ってきたのか」との質問や、『「金銭教育は“生きる力”を養うためのひとつの方法であり、児童の間から「もったいない」という言葉が聞かれたことは金銭教育の成果であると思う』などの意見が出されました。

   

 また、当委員会の衛藤 千江美・若松 亜希子金融広報アドバイザーが、ワークショップを開催し、参加した近隣の先生達に「お買い物ビンゴゲーム」を行いました。このゲームは、限られたおこづかいをやりくりしながら買い物をし、お金の出入りを「おこづかい帳」に記入する方法を習得するとともに、“お金では買えない大切なもの”もあるということを理解してもらう仕組みになっています。

   

 学校等の場で「お買い物ビンゴゲーム」を実施されたい方は、大分県金融広報委員会(電話 097−533−9116)までお電話下さい(派遣料は無料です)。なお、同ゲームは、一度に30名程度が参加することができ、所要時間は1時間30分程度です。

 

 
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