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大分県立大分商業高等学校において「金融教育公開授業」を開催しました(11/19<水>) |
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金融広報中央委員会および大分県金融広報委員会では、11月19日(水)、大分県立大分商業高等学校において、平成20年度全国リレー講座「金融教育公開授業in大分」を開催しました。
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本公開授業は、平成17年度から全国各地で開催しているもので、大分県では昨年度に続いて2回目の開催となります。
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教室で行われた公開授業では、保護者・金融広報委員会関係者等が参観する中、同校の白井敏行教諭が「金融業者のビジネスを知ろう」をテーマに、齋藤
治子教諭が「手形の会計処理について」をテーマに1年生の各教室で授業を行いました。 |
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「金融業者のビジネスを知ろう」では、私達の周辺には多くの金融機関が存在し、それぞれ異なる役割を果たしていることを説明しました。当日の公開授業では、その中でも特に日本銀行の役割について学習しました。 |
日本銀行は、「銀行の銀行」、「政府の銀行」、「発券銀行」の3つの役割がありますが、その中のひとつである「発券銀行」に注目し、私達にとって日頃から身近な存在である紙幣(日本銀行券)について、「どのような偽造対策がなされているか」をグループで討議しました。
先生が準備した本物の千円札を手にした生徒は、触ったり透かしたりしながら、日本経済にとって血液の役割を担っている紙幣への認識を新たにしました。
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「手形の会計処理」では、これまでの「自己受け為替手形」、「貨物代表証券」についての学習を受け、売り主が代金を早く回収するために振り出す、「荷為替手形」について授業を行いました。
「荷為替手形」を振り出す際の担保となる「貨物代表証券」の役割を再認識したうえで、なぜこのような手形があるのかを図を使って確認しました。
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これまでの学習の総決算といった内容であり、生徒は売り手・買い手それぞれの立場からの会計処理について理解を深めました。
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引き続き行われた講演では、キャスターとしてテレビ・ラジオ等でおなじみの生島ヒロシ氏が、「チャレンジから未来が見える」と題し、大分商業高等学校の生徒、保護者、教職員、その他一般応募者約1,000名に対し講演を行いました。
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生島キャスターは、自動車やコーヒー、お茶のペットボトルの原価を生徒に質問し、会場内の雰囲気を盛り上げた後、「サブプライムローン問題などにより、来年度はもっと景気が悪くなると言われています。このような時代には、心が強くならないと生きてゆけないが、そのためにはまず自分自身が健康であることが大切です。そのうえで、“まねる力”、“段取り力”、“コミュニケーション能力”を身に付けることが重要です」と述べました。
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また、「今の世の中は、肩書だけで渡れるほど甘くはなく、常に当事者意識をもってものを考える、小さな変化を起し続ける、小さなアンテナ・大きなアンテナを持ち続ける、常にグローバルな感覚を持ち続ける、などが大事。校長室に“作るは一生、壊すは一瞬”と書かれた額が掛かっていましたが、まさしくそのとおりだと思います」と力説しました。
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最後に、「若い皆さんは絶えず夢を追いかけ、挫折しても決して諦めないで下さい。幸せになる“かきくけこ(注1)”を実践し、“1秒の言葉(注2)”をきちんと言える人は豊かな人生を送ることができると思います」と結びました。
(注1)
か‥感謝・感激・感動、き‥希望をもつ、く‥くよくよしない、け‥健康である、
こ‥行 動する
(注2)
はじめまして、ありがとう、頑張って、おめでとう、ごめんなさい、さようなら
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これに対し参加者からは、「身近な話題から入っていたので分かりやすかった」とか、「子ども達がどのような目標を持てばいいか分かりやすく教えてくれた」といった声が聞かれました。 |
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会場では、金融広報中央委員会の刊行物の配布も行いました。くらしに役立つ金融商品百科や、若者のためのひとり立ちガイドブック、こども向け資料、こづかい帳などを配布しました。
刊行物の種類・内容は下のボタンをクリックしてご覧になることができます(メール・FAX・はがきにより請求が可能です)。
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