金融広報中央委員会が、全国の中学生および高校生・高等専門学校生を対象に実施した作文・小論文コンクールにおいて、大分県から入賞した4名の方の表彰式を日本銀行大分支店で行いました。
表彰式では、大分県金融広報委員会大政 浩一
副会長(日本銀行大分支店長)が、賞状・副賞・楯を授与し、「皆さんの作品は、お金や地域おこし、年金、高齢化社会等について、学生らしい視点で書かれた素晴らしい作品ばかりです。今回の作文・小論文をきっかけに、これからも金融や経済について興味を持ち続けて下さい」と祝辞を述べました。
今年度は、大分東明高等学校2年河野
紗織さんが、県内で初めて、全国で5編の特選(全国公民科・社会科教育研究会会長賞)に入選しました。全国で約1,900編の応募があった中での快挙となりました。
河野さんの作品「地元への愛で地域おこし」は、自分の住む豊後高田市の「昭和の町」や「蕎麦づくり」を通して地域づくりに取組む人達の、地元を愛する心と熱意を学び、「将来自分が活気を失った町に出会ったら、これを思い出して地域おこしに取り組んでみたい」と自分自身の目標を語った作品です(河野さんの作品は、1月中旬以降、金融広報中央委員会のホームページでご覧頂けます)。
河野さんは、今回の受賞に関して「周りの人達が地域おこしで頑張っている姿をみて、この小論文を書こうと思いました。この作品が全国で認められて嬉しいです」と述べました。
|